2015年2月の景気ウォッチャー調査の結果:DIの季節調整値は現状・先行きともに上昇
内閣府から2015年2月の景気ウォッチャー調査(いわゆる“街角景気”)の結果が発表されました。2015年1月の結果はこちらをご覧ください。
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景気ウォッチャー調査の結果
2015年2月の景気ウォッチャー調査の結果は3月9日14時に発表されました。
景況感の実態を表す季節調整値は、現状判断DIが前月比3.9ポイント増加、先行き判断DIが3.7ポイント増加でした。これで現状判断DI・先行き判断DIとも3か月連続でプラスとなりました。
景気ウォッチャー投資法のルール確認
景気ウォッチャー投資法の最新ルールを再確認しておきます。
- 現状判断DIが前月から1.0ポイント以上悪化し、先行き判断DIも悪化したら売りサイン
- 現状判断DIが前月から1.0ポイント以上改善し、先行き判断DIも改善したら買いサイン
- 現状判断DIと先行き判断DIは季節調整値を使用する
上記、景気ウォッチャー投資法のルールに従い、今回は買いですが、すでに2015年1月時点(2014年12月の結果)で買いサインがでていますので、すでにポジションをもっている場合は今回は保持(ホールド)ということになります。
景気ウォッチャー投資法の基本については野田聖二氏の著書をご覧ください。
今回はかなり大幅な上昇になっています。地域別で見ても東海の2.8ポイントが最低で九州では6.1ポイントと全国的に上向きに感じている人が多いようです。
日経平均チャートと景気ウォッチャー投資法の売買サイン
2001年から現在までの売買サインと日経平均株価の推移です。
現在日経平均は2007年のリーマンショック前の高値を上回って上昇を続けています。3月6日には18,971円(終値)をマークしています。
少し急激に上がり過ぎているので今後継続して上昇することに対して懐疑的な意見も多いですが、少なくとも景気ウォッチャー投資法のサイン的にはまだ売りの段階ではないようです。
引き続き景気ウォッチャー調査のウォッチを続けていきたいと思います(笑)
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