2017年8月の景気ウォッチャー調査の結果:現状→先行↑

内閣府から2017年8月の景気ウォッチャー調査(いわゆる“街角景気”)の結果が発表されました。今回は次のようにまとめられています。

「持ち直しが続いてい る。先行きについては、人手不足や海外情勢に対する懸念もある一方、引き続き 受注、設備投資等への期待がみられる」

なお、前回(2017年7月)の結果はこちらをご覧ください。

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景気ウォッチャー調査の結果

2017年8月の景気ウォッチャー調査の結果は9月8日14時に発表されました(景気ウォッチャー調査は毎月6営業日目に発表されます)。

なお、2016年10月の調査から季節調整値が主指標となり、原数値は参考になっています

現状判断DI 先行き判断DI
季節調整値 49.7 (0) 51.1 (+0.8)
原数値 49.6 50.1

景況感の実態を表す季節調整値は、現状判断DI前月と同じ先行き判断DI前月比0.8ポイント上昇でした。

景気ウォッチャー投資法のルール確認と売買サイン

景気ウォッチャー投資法の最新ルールを再確認しておきます。

1. 現状判断DIが前月から1.0ポイント以上悪化し、先行き判断DI悪化したら売りサイン
2. 現状判断DIが前月から1.0ポイント以上改善し、先行き判断DI改善したら買いサイン
3. 現状判断DIと先行き判断DIは季節調整値を使用する

景気ウォッチャー投資法のルール変更について – 私の相場観

景気ウォッチャー投資法の基本については野田聖二氏の著書をご覧ください。

 

上記、景気ウォッチャー投資法のルールに従うと、今回はホールドとなります。6月時点で買サインがでていますので、ポジションがある場合は維持、ということになります。

日経平均株価/東証株価指数(TOPIX)と景気ウォッチャー投資法の売買サイン

2001年から現在までの売買サインと日経平均株価(日経225)&TOPIXの推移です。

発表日(2017年9月8日)の終値は日経平均株価が19,274.82円、TOPIXが1,593.54円で、それぞれ先月より -3.61% と -2.55% の変動となっています。

売買判断

日本株は少し下落しました。小型株が上昇してきたせいか日経平均株価よりTOPIXの下落がマシになっています。

対してアメリカをはじめとする外国株は堅調に推移しています。

6月の買サインから下落していますが、景気ウォッチャーのシグナルとしては売りがでていませんので、まだ大丈夫そうです。

景気ウォッチャー調査結果の履歴

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