2017年2月の景気ウォッチャー調査の結果:現状↓先行↑

内閣府から2017年2月の景気ウォッチャー調査(いわゆる“街角景気”)の結果が発表されました。今回は次のようにまとめられています。

「持ち直しが続いているものの、引き続き一服感がみられる。先行きについては、海外情勢への懸念が和らぐ中、引き続き受注や求人増加等への期待がみられる」

なお、前回(2017年1月)の結果はこちらをご覧ください。

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景気ウォッチャー調査の結果

2017年2月の景気ウォッチャー調査の結果は3月8日14時に発表されました(景気ウォッチャー調査は毎月6営業日目に発表されます)。

なお、2016年10月の調査から季節調整値が主指標となり、原数値は参考になっています

現状判断DI 先行き判断DI
季節調整値 48.6 (-1.2) 50.6 (+1.2)
原数値 46.4 46.4

景況感の実態を表す季節調整値は、現状判断DI前月比1.2ポイント下降先行き判断DI前月比2.2ポイント上昇でした。先行き判断DIは先月から反転しました。

景気ウォッチャー投資法のルール確認と売買サイン

景気ウォッチャー投資法の最新ルールを再確認しておきます。

1. 現状判断DIが前月から1.0ポイント以上悪化し、先行き判断DI悪化したら売りサイン
2. 現状判断DIが前月から1.0ポイント以上改善し、先行き判断DI改善したら買いサイン
3. 現状判断DIと先行き判断DIは季節調整値を使用する

景気ウォッチャー投資法のルール変更について – 私の相場観

景気ウォッチャー投資法の基本については野田聖二氏の著書をご覧ください。

 

上記、景気ウォッチャー投資法のルールに従うと、今回はホールドとなります。

日経平均株価/東証株価指数(TOPIX)と景気ウォッチャー投資法の売買サイン

2001年から現在までの売買サインと日経平均株価(日経225)&TOPIXの推移です。

日経平均株価/東証株価指数(TOPIX)と景気ウォッチャー投資法の売買サイン

発表日(2017年3月8日)の終値は日経平均株価が19,254.03円、TOPIXが1,550.25円で、それぞれ先月より 1.30% と 1.71% の上昇となっています。

売買判断

先月売りサインがでてから日経平均、TOPIXともに年初来高値をつけています。全体的には総評通り持ち直しが続いていると見ていいのでしょうか。

現状DIと先行きDIが逆を示していることもあり、少々混迷気味な様相ですが、先月買っている場合はホールドで問題ないと思われます。

景気ウォッチャー調査結果の履歴

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