2016年5月の景気ウォッチャー調査の結果:季節調整値は現状↑先行↑買いサイン点灯せず

内閣府から2016年5月の景気ウォッチャー調査(いわゆる“街角景気”)の結果が発表されました。

なお、前回(2016年4月)の結果はこちらをご覧ください。

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景気ウォッチャー調査の結果

2016年5月の景気ウォッチャー調査の結果は6月8日14時に発表されました(景気ウォッチャー調査は毎月6営業日目に発表されます)。

現状判断DI 先行き判断DI
原数値 43.0 (-0.5) 47.3 (+1.8)
季節調整値 40.6 (+0.6) 44.6 (+1.7)

景況感の実態を表す季節調整値は、先月に引き続き現状判断DI前月比0.6ポイント上昇先行き判断DI前月比1.7ポイント上昇でした。

景気ウォッチャー投資法のルール確認と売買サイン

景気ウォッチャー投資法の最新ルールを再確認しておきます。

1. 現状判断DIが前月から1.0ポイント以上悪化し、先行き判断DI悪化したら売りサイン
2. 現状判断DIが前月から1.0ポイント以上改善し、先行き判断DI改善したら買いサイン
3. 現状判断DIと先行き判断DIは季節調整値を使用する

景気ウォッチャー投資法のルール変更について – 私の相場観

景気ウォッチャー投資法の基本については野田聖二氏の著書をご覧ください。

 

上記、景気ウォッチャー投資法のルールに従うと、今回は見送りとなります。

日経平均株価/東証株価指数(TOPIX)と景気ウォッチャー投資法の売買サイン

2001年から現在までの売買サインと日経平均株価(日経225)&TOPIXの推移です。

日経平均株価/東証株価指数(TOPIX)と景気ウォッチャー投資法の売買サイン

日経平均株価/東証株価指数(TOPIX)と景気ウォッチャー投資法の売買サイン

発表日(2016年6月8日)の終値は日経平均株価が16,830.92円、TOPIXが1,350.97円で、いずれも一月で 1% 程度の上昇です。

売買判断

日本の株式相場はまだまだ不安な状態です。しかし景気ウォッチャー調査の結果は 4ヶ月連続で悪化していましたが、今月は現状・先行きともにプラス評価でした。人々が少々上向きになっていることがうかがえます。

来月以降で買いサインがでるのを待ちましょう。

今月は慌ただしかったため、景気ウォッチャー調査の結果分析が遅れてしまいました。申し訳ありませんでしたm(_ _)m

景気ウォッチャー調査結果の履歴

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