ふくみつるのポートフォリオ 2015年4月

日本株が急騰して、バランスがかなり変わってきていると思われたので、2015年3月31日時点でのポートフォリオ(現在の資産内訳)をまとめてみます。ちなみに前回(2015年1月)のポートフォリオについてはこちら

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アセットクラス別

ポートフォリオ 2015年1月と4月の比較

クラス AA 2015年1月 2015年4月
残高 割合 乖離 残高 割合 乖離
日本国株式 15.0% 182万円 13.2% -1.8% 263万円 18.5% +3.5%
日本国債券 28.0% 350万円 25.4% -2.6% 291万円 20.5% -7.5%
先進国株式 25.0% 442万円 32.0% +7.0% 449万円 31.6% +6.6%
先進国債券 7.0% 53万円 3.8% -3.2% 57万円 4.0% -3.0%
新興国株式 24.0% 342万円 24.8% +0.8% 348万円 24.5% +0.5%
その他(REIT等) 1.0% 11万円 0.8% -0.2% 13万円 0.9% -0.1%

まとめた結果が上のチャートと表です。列AAは以前の記事で示したアセットアロケーションです。ちなみに自己資産のポートフォリオはDCやNISAもすべてひっくるめて考えています。

年初にNISA口座でTOPIX ETFを50万円買い増したことと、昨今の日本株式の急騰の影響で、日本国株式の割合が思ったよりも増えてしまいました。その代わり日本債券(現預金+個人向け国債)が減ってしまっています。

生活防衛資金について

なにかあったときの備えとしての生活防衛資金はおよそ生活費の2年間分、現在の平均支出から最低600万円程度と考えています。

会社に担保されている退職金が多分250万円ぐらいありますので、これを日本債券クラスの291万円と合わせると541万円です。

まぁ、「ちょっと足りない」んですが、なんとかなるだろ、と、楽観視しています(^^;

リバランスについて

1月の段階では先進国株式がかなり乖離していたので、日本株式および先進国債券と預貯金を増やすことでリバランスすることにしましたが、国内株式も上がってきたので、ここからしばらくは日本国債券クラスを回復させるために少々貯金を重視していきたいと思います(笑)

なお、私は半年に一回、資産状況を見なおして、新規資金の投入によるリバランスを行っています。インデックス投資においては売却/購入を伴うリバランスは利益確定における税金が不要なコストとなるからです。

この方法には「運用総額が大きくなるとリバランスの速度が遅くなる」という欠点がありますので、もう少しバランスが崩れるようであれば、売却/購入でリバランスすることを考えます。

各アセットクラスの構成銘柄

クラス 残高
日本国株式
日本国債券
  • 預貯金
  • 個人向け国債(変動10年)
先進国株式
先進国債券
新興国株式
その他(REIT等)

現在のベースはVT(バンガード トータル ワールド ストックETF)です。知る人ぞ知る海外ETFです。1本で世界中に分散投資できること、信託報酬にあたるエクスペンスレシオ(経費率)が非常に安いことが魅力です。これをベースにして、足りない部分やアセットアロケーションに合わない部分は他の商品で補っています。

ニッセイ日経225は最初のほうに買ったもので現在は三井住友TAMの日本株式インデックスe(ベンチマークはTOPIX)にしています。NISAでは国内ETFであるTOPIX連動型上場投資信託(1306)を購入しました。外国株も三井住友TAMの外国株式インデックスeです。三井住友TAMのこのシリーズは信託報酬率が低いので嬉しいですね。

VTVWOはSBI証券の外貨建て口座で保有しています。SBI証券の場合、FXからのドル転(FXで買い付けたポジションを実際のドル通貨に転換すること)ができるので、100万円以上のまとまった資金があれば、非常に手数料を抑えてドルを調達することができます。これにより日本円から直接海外ETFを買い付けるよりかなりコストを抑えることができました。

しかし、これらの海外ETFはやはり分配金にかかる二重課税がかなりネックです(海外ETF 外国税額控除の憂鬱 参照)。これに加え、最近考察してきたようにVTの分散効果が少なそうなのと、思ったよりパフォーマンスが悪いので国内ETFへの乗り換えも検討しています。(VT (Vanguard Total World Stock) と内外インデックスの相関係数 参照)

これら海外ETFの分配金(USD)は直接再投資できず、買付手数料もかかるので、ノムラMMFを購入しています。

REITは不動産に少しでも興味をもつために買っていますが、効果がありません(笑)

預入機関別

機関 残高 割合
銀行(預貯金) 241万円 17.0%
証券会社(投信・ETF・国債) 910万円 64.0%
証券会社(NISA) 178万円 12.5%
DC(確定拠出年金) 92万円 6.5%

最後に預入期間別の資産状況です。預貯金以外は証券会社の口座で管理しています。証券会社はすべてネット証券です。私は都市銀行や手数料の高い大手証券よりネット証券のほうがよほど信頼しています。

60歳からしか受け取れないDCを除いて、基本的にはすべて流動性の高いものです。

まとめ

ということで今回のまとめとしては「現預金が不足」ということですね。株高で資産自体が膨らんでいるのはいいのですが、生活防衛資金がおびやかされてはなりませんね(笑)

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