人生設計の基本公式を使った必要貯蓄率をエクセルで求める
最近は景気ウォッチャー調査の結果レポートに終始してしまっているので、そろそろ他の話題も取り入れてみます。
今回は「人生設計の基本公式」です。
「人生設計の基本公式」
この記事を読んでいる方なら山崎元氏 (@yamagen_jp) をご存知の方も多いでしょう。
楽天証券の客員研究員というサラリーマンの立場ながら、あくまで一般の個人投資家目線でのアドバイスと自著や共著でのわかりやすい書籍が好評で多くのファンをお持ちの経済評論家です。
私も基本的に彼を支持しています。先月東京で行われたETFカンファレンスでは講演を拝聴してきました。
さて、彼が今年から力を入れて推している「人生設計の基本公式」というものがあります。
現在の資産額や今後予想される年収や年金などの額とこれから働く年数や老後の年数などを使って「いったい今いくらぐらいを貯蓄に回しておけばいいのか」を求める数式で、下記のようなものです。
数式が苦手な方に送る Excel ファイル
数学が苦手な方(私もあまり好きではないですが)はウゲッとなるかもしれません。意外と変数(xやYなど)が多いので、考える前に疲れる人も多いでしょう。
山崎さんもそれは自覚していらっしゃるようで、この公式の説明の際には必ずといっていいほど「実はそんな難しくないよ!割り算ができれば大丈夫!」というメッセージが添えてあります(笑)
しかしそれにしても数式が苦手という人はいるはずです。しかもまぁ iPhone の電卓でできないこともないのですが、やはりめんどくさい。
誰もが「Excel でやろ」と思うはずです。そしてたぶんみなさんやっておられるでしょう(笑)。でも意外と公開している人がいないので、作ったものを公開することにしました。
ジャジャーンこんな感じです。たいしたことないですが。
Excel ファイル (*.xlsx) は下記のリンクを右クリックして「名前をつけて保存」などからダウンロードしてください。
黒枠で囲った部分に自分の数字を入力するだけです。例として山崎さんがよく使われている会社員の値を入力してあります。
必要貯蓄率(s) があなたの年収のうち貯蓄しないといけない比率で、その横が必要貯蓄額です。
つまりこの人の場合、年間101万円を貯蓄に回していくと現役時代の70%の生活が送れる、ということになります。
ちなみに私の場合は80万円ぐらいでした。今のところ大丈夫です。みなさんも一度計算してみてはいかがでしょうか。
コメント
はじめまして。家計について悩んでいたところに、『ふく式簿記』の記事を見つけ、読ませていただきました!その後の続きを書かれるご予定はありませんか?科目一覧をつける以降の簿記の処理や家計への役立て方を教えていただけると嬉しいです!新米主婦を助けていただけると幸いです(*^^*)よろしくお願い致します♪
新米主婦さん、
メッセージありがとうございます。つたない記事をご覧いただいているようで恐縮です。この年末年始に書いてみたいと思いますので、またよろしくお願いいたします。
ふくみつる。
返信ありがとうございます。年の瀬にお時間とらせてしまいすみません。でも記事楽しみにしています(*゚▽゚*)