2017年7月の景気ウォッチャー調査の結果:現状↓先行↓

内閣府から2017年7月の景気ウォッチャー調査(いわゆる“街角景気”)の結果が発表されました。今回は次のようにまとめられています。

「持ち直しが続いている。先行きについては、人手不足に対する懸念もある一方、引き続き設備投資等への期待がみられる」

なお、前回(2017年6月)の結果はこちらをご覧ください。

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景気ウォッチャー調査の結果

2017年7月の景気ウォッチャー調査の結果は8月8日14時に発表されました(景気ウォッチャー調査は毎月6営業日目に発表されます)。

なお、2016年10月の調査から季節調整値が主指標となり、原数値は参考になっています

現状判断DI 先行き判断DI
季節調整値 49.7 (-0.3) 50.3 (-0.2)
原数値 51.0 50.6

景況感の実態を表す季節調整値は、現状判断DI前月比0.3ポイント下落先行き判断DI前月比0.2ポイント下落でした。

景気ウォッチャー投資法のルール確認と売買サイン

景気ウォッチャー投資法の最新ルールを再確認しておきます。

1. 現状判断DIが前月から1.0ポイント以上悪化し、先行き判断DI悪化したら売りサイン
2. 現状判断DIが前月から1.0ポイント以上改善し、先行き判断DI改善したら買いサイン
3. 現状判断DIと先行き判断DIは季節調整値を使用する

景気ウォッチャー投資法のルール変更について – 私の相場観

景気ウォッチャー投資法の基本については野田聖二氏の著書をご覧ください。

 

上記、景気ウォッチャー投資法のルールに従うと、今回はホールドとなります。先月時点で買サインがでていますので、ポジションがある場合は維持、ということになります。

日経平均株価/東証株価指数(TOPIX)と景気ウォッチャー投資法の売買サイン

2001年から現在までの売買サインと日経平均株価(日経225)&TOPIXの推移です。

日経平均株価/東証株価指数(TOPIX)と景気ウォッチャー投資法の売買サイン

発表日(2017年8月8日)の終値は日経平均株価が19,996.01円、TOPIXが1,635.32円で、それぞれ先月より -0.42% と +1.23% の変動となっています。

売買判断

日本株はあいかわらず2万円前後のボックス相場が続いています。

投資判断がむずかしい状況ではありますが、そんなときこそ景気ウォッチャー投資法が役にたつはずです。

先月の買サインからほとんど上昇していませんので、ポジションがない場合は今買っても大きな問題はなかろうと思います。

景気ウォッチャー調査結果の履歴

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