2016年7月の景気ウォッチャー調査の結果:季節調整値は現状↑先行↑で買いサイン点灯

内閣府から2016年7月の景気ウォッチャー調査(いわゆる“街角景気”)の結果が発表されました。

なお、前回(2016年6月)の結果はこちらをご覧ください。

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景気ウォッチャー調査の結果

2016年7月の景気ウォッチャー調査の結果は8月8日14時に発表されました(景気ウォッチャー調査は毎月6営業日目に発表されます)。

現状判断DI 先行き判断DI
原数値 45.1 (+3.9) 47.1 (+5.6)
季節調整値 43.2 (+3.3) 46.6 (+6.9)

景況感の実態を表す季節調整値は、先月に引き続き現状判断DI前月比3.3ポイント上昇先行き判断DI前月比6.9ポイント上昇でした。

景気ウォッチャー投資法のルール確認と売買サイン

景気ウォッチャー投資法の最新ルールを再確認しておきます。

1. 現状判断DIが前月から1.0ポイント以上悪化し、先行き判断DI悪化したら売りサイン
2. 現状判断DIが前月から1.0ポイント以上改善し、先行き判断DI改善したら買いサイン
3. 現状判断DIと先行き判断DIは季節調整値を使用する

景気ウォッチャー投資法のルール変更について – 私の相場観

景気ウォッチャー投資法の基本については野田聖二氏の著書をご覧ください。

 

上記、景気ウォッチャー投資法のルールに従うと、今回は買いサイン点灯となります。

日経平均株価/東証株価指数(TOPIX)と景気ウォッチャー投資法の売買サイン

2001年から現在までの売買サインと日経平均株価(日経225)&TOPIXの推移です。

日経平均株価/東証株価指数(TOPIX)と景気ウォッチャー投資法の売買サイン

日経平均株価/東証株価指数(TOPIX)と景気ウォッチャー投資法の売買サイン

発表日(2016年8月8日)の終値は日経平均株価が16,650.57円、TOPIXが1,305.53円で、それぞれ 10.22% と 7.91% の上昇となっています。6月から7月で -10% になっていますから、日経平均に関しては戻した形です。

それにしてもわずか数ヶ月の間にかなり変動が大きいですね。

売買判断

2月の売りサイン以降、6ヶ月ぶりに買いサインの点灯となりました。

家計動向関連、企業動向関連、雇用関連とすべての業種でDIが上昇していることから全体的に景況感が改善していることがうかがえます。

とはいえ、景況感が「横ばい」であることを示す 50 を7ヶ月連続(季節調整値)で下回っていますので、「大半の人が上向きと考えている」という状況ではありません。

参院選、都知事選、内閣改造が終わり、さらにリオ五輪が終わったあと、株価がどう推移していくのか不透明な状況です。

個人的にはこのあたりから日本株も本格的に回復してほしいと願っています。とりあえず今年のNISA枠があと40万円余っているので、何を買おうか模索中です。

景気ウォッチャー調査結果の履歴

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